男性保育士ってどうなの?

January 30, 2017

千葉県千葉市の熊谷市長が1月20日にツイッターで男性保育士に「おむつ替えをさせないでほしい」という要望について発言したところ、物議を呼んでいます。ツイッターはこちら。

 https://twitter.com/kumagai_chiba/status/822212388061487104?ref_src=twsrc%5Etfw

そして、完全に論破しているフェイスブック記事はこちら↓

https://www.facebook.com/toshihito.kumagai/posts/1265747763494729

(※写真は千葉市長のツイッターより転載。最年少知事の記録を更新した人物。っていうか、この熊谷市長は何者??と思ってしまうくらいの書きっぷりです)

 

 不肖ながら、わたくしも、3人の女児の母として、ジェンダーギャップを埋める仕事をしている者として、本件について考察したいと思います。


 我が家の長女は1歳児~5歳児まで男性保育士が担任で、次女は1、2歳児に男性保育士の担任を経験しています。


女の子の母ですし、人一倍性的虐待や、変質的な愛情表現について敏感な私ですが、結論から言うと、両者ともに素晴らしい保育士でした。


 この問題を提起し、クレームをつけられた方は恐らくですが、過去に「まさかこの人が!」という人が変態だった事があったのではないでしょうか?

 


 何故なら私も、実は過去男性保育士に対する疑念を持っていました。その原因の根幹は、変態によく遭遇していたからです。


 街で見かける変態はもちろん、こんなところに潜んでいたのか!とか、まさかこの人変態だったの!!とか、時には親族くらい身近な人までもが変態だったりすると、もう誰が普通の人だかわけわからないんですよ。
 ですから、男性保育士・・・・というだけでうがった見方をしてしまうのはとてもよく分かります。
しかし、実際に男性保育士が娘の担任の先生になっていただき、本当に良かったと思っています。

 


 男性の身体的な特徴を活かした遊びの学びはもちろんのこと、言葉の違い、食べ方やしぐさの違いなど、こどもながらに男性と女性の小さな違いを見つけてマネするといった学びもまた、良い機会だったと思います。

 


 というか、性別の違いだけではなく、若くてキャピキャピしたつやつやの20代の先生ばかりいる保育園よりも(そういう保育園も経験済み)、年齢も含め、多様なカテゴリーの人と一緒にいるということが大事だと思うからです。
だって、社会は多様な人にあふれているのですから。

 


ただ、一方で変な先生がいるのも事実。
世の中にはいろんな嗜好の人がいるもので、ここも多様性。


その嗜好の矛先が自分の娘に向かうとなると、それはもう絶対的に排除したいです。なので、ケア労働に関する就職には、スクリーニングを外国並みにやっていただきたいと思います。


ただし、これは男女共にです。男性だけが変態な訳ではないですからね。

 


この問題提起はなぜ生まれるのかな???と思っていたのですが、これって男女を逆転させて考えると、企業の女性活躍に似ているんですよね。

新しいマイノリティに対する不安から、「排除」という動きが出てくるところです。


例えば、トンネルを掘っている現場では、数年前まで女性は皆無でした。何故なら、トンネルを掘る現場に女性が入ると「山の神が怒るから」なのです。
出来上がったトンネルに女性が通過するのはいいのかい!という突っ込みを入れたくなるわけですが。面白いですよね。


で、いよいよ女性が入ってきたんですが、そうすると、
「女性は××だから」「●●は無理」「トイレが・・・」とかまぁーいろんな言い訳をするんですよ。でもことごとく女性がそのハードルをクリアしてきて、全国のトンネルの現場ではpぽつぽつ女性を見かけるようになりました。


 先日某大手ゼネコンの総合職勤務でトンネルの現場に入っている女性技術者と話した際、「皆さん「女一人で大変だろう?」っていうんですが、全然そんなことなくって、むしろ居心地い良いんですよ。女性ってこともありますが、私が居ることに価値があるって感じがするんです」
と仰っていました。

 


 男性保育士たちも「自分がいることによって価値がある」そんな風に捉えているからこそ、マイノリティで、一部の保護者からの冷たい視線を感じながらも、保育現場にいるのではないのでしょうか。


 何人も、性別に限らず、血液型から星座、出身地、出身校で人をカテゴリーしたがるもので、そうすると相手を理解がしやすいからなのですが、女性だから・・・男性だから・・・という視点ではなくて、個を見る視点。これが必要なのだと思うのです。
 

Re(再び)SPECT(見る)=すなわちそれが ”Respect(尊敬)”なのです。

 

 


 

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